このたび、国語力ＵＰ講座として
作文コースと
ディベート・小論文コース
を新設しました。
この２つの講座の目的や詳細をご覧ください。
作文コース
最近の生徒たちに作文を書いてもらうと「どうやって書けば良いのかわからない」、「書き始めが思いつかない」などいう言葉が多く聞こえます。
その原因は「正しい考え方がわからない」・「自分の意見や考えをどのように出すのかがわかっていない」という点だと思います。
作文を書く際に求められているのは「自分の意見や考え方をしっかりと伝える力」です。
そのため、この講座では作文を書くテクニックだけではなく、「自分の意見を持つことができる」ようになったり、「自分の意見を相手に伝えられるようになる」授業も行っていきます。
小説家が何度も書いては捨てを繰り返し小説を完成させるように、作文も書けば書くほど上達していきます。
学校の授業で作文を書く機会は多くありません。しかし、千葉県公立高校入試で毎年必ず作文が出題されるのも事実です。
そのため、この講座で毎週自分の意見や考えを作文というかたちにする練習がとても大切だと感じます。
また、この国語講座で勉強し、自分の意見をハッキリと持つことができるようになることで自信がつき、学校の授業中に手をあげる回数が増えたり、自ら進んで意見を発表できたりするようになることもあると考えています。
そして、作文を書くために意見を持つ練習をしながら正しい考え方で文章を書いていくと、読解力とも言われる内容を読み取る能力も高まっていきます。
当然ですが数学・英語など国語以外の教科の解説は日本語で書いてあり、他教科の先生はもちろん日本語で授業をします。
内容を読み取る能力が高まることで、他教科の理解力も高まっていくという相乗効果が望めると考えています。
ディベートコース
現在の大学受験生の約半数がＡＯ受験になってきています。また、多くの有名大学もＡＯ受験の合格者数を増やしてきているので、今まで以上に人気のある受験方式となっています。
以前は、特技をアピールすることで合格できる一芸入試と呼ばれるような内容でしたが、ＡＯ受験で求められる内容は年々変化していきています。
最近のＡＯ受験は「判断力」や「論理的思考力」が求められるようになってきています。
例えば、試験当日にその場で、高校生では学習しないような内容の難解で専門性のある小論文のテーマが与えられます。(面接も同様です。)
前提として小論文と作文は別物なので、その書き分けができているのかということはもちろんですが、そこで求められている力は専門的な知識がメインではありません。
その難解なテーマに対して、自分の持っている知識をフル活用して解釈し、論理的に矛盾なく自分の意見を述べられるかが求められています。
このような試験に対応するためには様々な分野に対応できる広い視野はもちろん、与えられたテーマをどう判断し、その判断を下した理由を明確に説明できなければなりません。
そのため、このディベート講座では自分の意見を持つことで満足することなく、「どのようにして、その意見にたどり着くに至ったか」や「このような理由で自分はこの意見に賛成だ」などと感想や感情ではなく、自分の思考の経緯や理由を説明できたりするような練習をディベートや小論文を書くことで養っていきたいと考えています。
お問合せだけでもお気軽にどうぞ。
お待ちしております。
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